家づくりのワンポイント Part -2 敷地を読み解く
ここから本題に入っていきますね。
まずは土地(敷地)に関してのポイントです。
土地購入の場合は悩まれている方が多いかと思います。
1.周辺環境(立地条件)
2.敷地の価値、土地代
3.土地(地域)の特性
4.今後どのようなライフスタイルを希望するか
5.休日の過ごし方
6.お子様がいらっしゃる方は学校の事
7.将来夫婦二人になった時の過ごし方
建替えの方はこの中で4・5・7でしょうか。 考える事は山盛りですね。
私達建築家は土地の特性を読み解く必要があります。 その中でどういう建物にするかをご提案していきます。
周辺環境・価値・土地代等は敷地を見に行ったり不動産取引の段階で分かってくる事が多いのですが、土地には昼の顔と夜の顔がありますので気になる土地があれば何度か見に行く事をお勧めします。
見て分かり難いのは土地の特性です。 過去に災害があったか、地盤は問題ないかという事。
災害を知りたい場合は各行政庁が出してるハザードマップを見ます。 ここでは、洪水・土砂災害・津波等沢山の事が把握できます。
☛ 兵庫県のハザードマップ ☚
地盤の固さを知りたい場合、大きな分譲地以外は残念ながら地盤調査を実施しないと詳しい事がわかりません。 コンクリート造・鉄骨造の場合、地盤改良・杭となる可能性が高いと思われますが、木造の場合は軽い建物なので比較的地盤補強をしなくて計画できるケースが多いです。 以前に建物が建っていたか、造成前はどういう状況だったかという事は分かりますので判断要素でもあります。
高低差により擁壁がある土地も注意が必要です。 しっかりと計画された擁壁なのか、隣地擁壁が有る場合は安全性が確保できるのか。 購入されてから不安定という事が分かり、土地と同じ位計画するのに費用がかかった事例もあります。
後はその土地が本当に望んでいる環境なのかですね。
都心 or 郊外 どちらがお好みですか?
どちらもメリット・デメリットが有り、どのようなライフスタイルにしたいかを考えれば自ずと見えてくるのではないでしょうか。
土地を決める事は大変な事、私達専門家と一緒に探すのも一つ方法です。 私達は良い事も悪い事も正直にお話しをします。 お互いに楽しめる建物を計画し、喜んで頂く事が目的だからです。
「土地が決まって無いし、設計事務所は敷居も高そうだし」と思っていらしゃる方、そんな事はありません。 どちらかと言えば、お客様に寄り添って『理想の家づくり』ができるのが設計事務所だと私は思います。
株式会社 宮木博和建築設計事務所 宮木 博和
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